<DeNA17-8広島>◇10日◇横浜
広島堂林翔太内野手(21)が10日、2年連続でオールスターに出場することが決まった。「マツダオールスターゲーム2013」(19日札幌ドーム、20日神宮、22日いわき)の最後の1人を選ぶ「プラスワン投票」で選出された。DeNA戦では、5回の好機に適時打を放つなど2安打をマーク。感謝の気持ちをバットに乗せた。
複雑な気持ちはある。だが、2年連続球宴出場というチャンスを、必ずプラスに変えて見せる。堂林は、そんな決意を胸に「プラスワン投票」で2年連続で球宴に選出されたことを受け止めた。
堂林
(ここまでの)結果は正直(出場に)ふさわしくない。成績を残していないので、自分でいいのかというのはあります。でも、選んでもらったものだし、(ファンの)期待もある。もっと頑張らないといけないなと思います。
選んでくれたファンへの感謝を、結果で示した。この日のDeNA戦では、5回2死二塁の好機にスライダーをセンター前へタイムリーヒット。7回にも安打を放ち、6月5日以来、24試合ぶりのマルチ安打もマークした。「今までは無死意識に引っ張りにかかっていた。肩を入れすぎずセンター方向を意識しました」と振り返った。試合には敗れたが、復調の兆しは見せた。
昨季、全試合に出場しチームトップの14本塁打。若きプリンスとしてブレークした。だが、今季は開幕から打撃不振に苦しむ。この試合前まで、打率2割8厘。セ・リーグの規定打席到達者の中では最下位の29番目だ。「見逃し方が悪い。振れなかった見逃しが多い。去年は打ちに行きながら、見逃せていた」と悩む日々。横浜遠征の前に行われた指名練習では、野村監督の直接指導を受けるなど、手がかりを見つけようともがいていた。
だからこそ、スーパースターが集う球宴も“勉強する場”にする。
堂林
今年だけでなく、来年以降に生かせるように、何かを得て帰ってきたい。まだ実質2年目ですし、勉強することばかりなので、プラスになることを見つけて吸収したいです。
昨年の球宴では「ベンチのどこに座っていいのかも分からなかった」というが、今回は多くの選手と話し、さまざまなことを聞き、学ぶつもりだ。ファンのくれたチャンスを、決してムダにはしない。【高垣誠】



