このままで終わるな-。阪神坂井信也オーナー(65=電鉄本社会長)が27日、失速しているチームに活を入れた。電鉄本社で報道陣に対応し、シーズン残り試合について、力を込めて語った。
「シーズン最後をいい形で締めくくれるように頑張ってもらいたい。このままでは示しがつかないというか、一生懸命やっているのはわかるんだけど、ふがいない戦いが続いている」
グループ総帥がゲキを飛ばした。和田阪神は8月27日からの巨人戦(東京ドーム)で3連敗して以降、9カード連続で勝ち越しなし。残り8試合となった時点でも、低空飛行が続いている。昨季の5位から2位と躍進した今シーズンだが、このままでは尻すぼみに終わってしまう。
「CSはまた、はっけよいのこった、やから」
坂井オーナーは独特の表現をした。ここから状態を上げて、巨人に雪辱する。それが猛虎の使命だろう。だが、CSファーストステージを本拠地で開催できる2位も確定していないのが現状だ。
「そんな寂しいこといいなや…」
最後にひと言、残した。2位確保に必死になるなんて寂しすぎる。打倒巨人へ向けて、どう戦うか。今日からの中日戦をナゴヤドームで視察する予定の坂井オーナーは、そんな姿勢が見たいに違いない。【鈴木忠平】




