来季12年目を迎える中日の中継ぎ左腕小林正人投手(33)がドミニカ共和国に短期留学することが10月31日、分かった。12月中旬に1週間滞在する予定で、100万円近い旅費は自腹。同国のウインター・リーグに参加した07年以来の来訪に「試合に出ることはできないけど、試合を見に行ったり練習をさせてもらえるならやりたい」と、目を輝かせた。

 今季は33試合に登板し防御率4・11と不本意な成績だった。10月には若手主体のフェニックスリーグに志願して参加するなど「練習の虫」はオフでも手を抜かない。現地ではルイス通訳兼ブルペン捕手を案内役として積極的に国際交流をする。世界一の野球を頭と体で吸収するつもりだ。