<国際強化試合:日本4ー2台湾>◇8日◇台北・新荘
小久保ジャパンに、いきなりニューヒーローが現れた。「6番中堅」で抜てきされた秋山翔吾外野手(25=西武)が、決勝犠飛を含む2安打2打点。「自分の仕事ができたなと思えて、(緊張感が)なくなりました」と、安堵(あんど)の表情で振り返った。前日7日の練習後に「浅村のバッティングがなかなかいい。秋山も」と話していた指揮官の期待に応えた。当初の7番から6番に昇格し、打線をけん引した。
雪辱の舞台だった。「去年のキューバとの強化試合に呼んでもらったけど、本戦には出られませんでした」。昨年11月の第3回WBCに向けた強化試合2連戦。今回同様に若手中心のチームで、初めて侍ジャパンに選出された。意気込み十分で乗り込んだが、結果は2試合で無安打。待っていたのは選考漏れの悲報だった。
「同級生中心のチームがプレーしているのを見ていましたから」。田中や前田健、坂本ら同い年が躍動していた。「まだ4年後。今後の糧になるようなプレーをしたい」と、はやる気持ちはないが、まずは残り2試合に全力を尽くす。【木下大輔】



