ポスティング移籍の“先輩”でもあるヤクルト岩村明憲内野手(34)が18日、新ポスティングシステムでの大リーグ挑戦希望を表明した楽天田中将大投手(25)にエールを送った。自身も06年オフにポスティングでデビルレイズ(現レイズ)に移籍し、長年の夢をかなえた。当時と制度は違うが「僕は行かせてもらって良い経験ができた。田中にはもし行くなら頑張って欲しい」とエールを送った。
昨年まで田中とは楽天で2年間ともにプレーした。最近も連絡を取り「本当にいいやつ」と人間性も認めている。自身は移籍希望を口にしてから実現まで4年を費やしただけに「球団の権利なので自分の思いを伝えるだけの話になる。(ポイントは)球団がどう対応するかになると思う」と難しさは理解している。それでも「もし行くなら肩や肘をしっかりケアして、ステージアップにつなげてほしい」と夢実現を願った。
岩村の挑戦もまだ続く。都内の球団事務所で行われたこの日の契約更改交渉では700万円増の2200万円でサイン。オフは食事制限と長距離走導入で体重は大リーグ移籍前の88キロをキープ。「スーツのズボンもウエストにこぶし1個入るんだよ」と言うほど体はシャープになってきた。「元に戻ってもう1回野球ができる体にする。岩村はまだやめていないぞと」。元大リーガーの意地を、来季こそ見せる。(金額は推定)【浜本卓也】



