虎将が若虎に「失敗のススメ」を説いた。阪神和田豊監督(51)が30日、キャンプ地沖縄入りした。読谷村の宿舎で「若い選手はいい意味での若さを前面に出してほしい。張り切りすぎて失敗してもいい」と期待した。

 テーマは戦力の底上げだ。主力の故障を何とかカバーしながら戦った昨季は、力尽きた終盤に大失速。選手層の薄さと主力の高齢化に危機感を抱き、9年ぶりのリーグ制覇へ若手による活性化を求めた。「1年前も中堅とベテランが引っ張っていた。ファンがワクワクする躍動感、ハツラツしたところを見せてほしい」とリクエストする。若手投手はローテ入りを競わせ、野手にも2年目緒方や3年目西田らホープがいる。「ここに来たのが目指すところじゃない。決して人数合わせで連れてきたわけじゃないんでね。安芸でも手ぐすね引いているのがいるから」。勝負の3年目。和田監督の眼光は鋭くなった。【近間康隆】