ロッテ加藤翔平外野手(22)が2日、侍ジャパン候補に入った。日本代表の小久保裕紀監督から「スイングも去年より速くなっている。ロッテの外野は激戦だけど、十分できる。今年1年で日本代表の候補に上がる活躍をしてほしい。注目しておきます」と高評価を受けた。

 打撃練習中にも「頑張れ、1番取れよ」と声をかけられ、モチベーションが上がった。「やるからには日本を代表する外野手にならないといけない。最終目標として、侍の1番や主軸を打てるようになりたい」と目標を高く掲げた。

 大学時代、日本代表候補に入りながら、米国とキューバが辞退したことで、大会自体がなくなってしまった経験がある。幻の日本代表を現実にするチャンスが来た。伊東監督も「3拍子そろって魅力のある選手。一番レギュラーに近いんじゃないか」と言う。ロッテのレギュラーを取って侍へ。加藤が一気に成り上がる。