12球団最強の鬼が南郷で仁王立ちした。西武伊原春樹監督(65)が3日、南郷キャンプで節分の豆まきを一蹴した。報道陣から鬼役の打診を受けたが「私はやりませんよ。もし、やったとしても豆ごときで逃げませんし、豆を投げた人を蹴飛ばしていきますよ」と、伊原節全開ではねのけた。

 昨年10月の監督就任会見で「また鬼が帰ってきたくらいに思ってもらえれば」と、自ら鬼軍曹ぶりをアピール。現場を取り仕切る長として「監督が逃げていなくなったら、チームがふやけてしまいます。私はどっしりとしていますよ」と揺らぐはずもない。この日も連日、ランニング中心のハードメニューをじっと見守った。「選手もそうです。大いに強い鬼になってもらいたい」と戦う集団になることを望んだ。「西武の鬼」は逃げも隠れもしない。