明豊時代に最速154キロを誇った投手今宮が復活した。ソフトバンク今宮健太内野手(22)は3日、スローイングに重点を置いた特守中、鳥越内野守備走塁コーチの指示で一時的にマウンドへ。「近い距離でも腕を使ってバランスよく投げられるようにです」。全力投球はなかったが、久々のマウンド姿にファンは1粒で2度おいしかった?

 鳥越コーチは「リラックスさせるための遊びとファンサービスだよ」と解説。もっとも、特守は1時間半続き「下半身を使い、肩だけで放らないための練習。ずっと彼のテーマだから」と練習を濃くするための工夫だった。