ソフトバンクが今日6日から一挙3人の偵察要員で伊原西武を分析する。西武キャンプも第2クールに突入。竹口チーフスコアラーは「監督が代わったところは当然しっかり見る。1軍に上がりそうな選手、新戦力、練習がどうなのか。焦らずやっているようので。今回は3人で見ます」と説明。日程の都合もつき、通常は分かれてライバル球団を巡る先乗りスコアラー陣の同時投入が可能となり、長年のライバルをみっちり分析する機会ができた。
投手陣では、先発要員のグレッグ・レイノルズ投手(28=レッズ)に守護神候補のマイケル・ボウデン投手(27=カブス)、ドラフト3位の豊田拓矢投手(26=TDK)らがマーク対象で、野手は、ヘルマンの抜けた三塁手候補コーディ・ランサム内野手(37=カブス)ら。竹口スコアラーは「技術面を本格的にチェックしていくのはオープン戦から」とし、今回は基礎情報の確認となる見通しだ。
ただ、伊原西武のキャンプは独特で分析に時間を要しそう。第1クールはフリー打撃がなくシートノックやベースランニングも第3クールから。土台作りを優先し、スロー調整に見える。それでも指揮官は「スキをつく野球」を掲げる走塁のスペシャリストだけに戦術面の変化はありそう。前回政権1年目の02年には球団最多記録の90勝を挙げて4年ぶり優勝に導いた。涌井、片岡が移籍したが不気味な相手に変わりはない。【押谷謙爾】



