阪神の新守護神、呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=韓国・サムスン)が、実戦デビューを目前に強力な武器を見せつけた。18日、ブルペン投球で「高速スプリット」を披露した。自慢の石直球でミットを鳴らしていた剛腕は途中、捕手藤井にサインを送ると、落ちる球を投げた。まるでストレートのような球威からベース手前で鋭く変化。これまでも投げてはいたが、実戦を前に特に入念にチェックしていたようだ。
楽天から米大リーグ・ヤンキースに移籍した田中が得意としていた高速スプリット。どうやら、呉昇桓も得意にしているようだ。
「すごい変化?
自分ではそうは思わないです。打者と対戦しないとわからない。指を広げて握れば、速度は落ちるけど、もっと角度が出て落差が出る」
変化球にも磨きがかかってきた新守護神。徐々に実戦モードに入ってきた。【鈴木忠平】



