シーズン中の「二刀流」成功へ向け、手応えのある一戦になった。日本ハム大谷翔平投手(19)がロッテとの練習試合(名護)に5番DHでフル出場し、左前へ2本の安打を放った。投手練習が中心で、数少ない打者・大谷。「振っていかないとわからない。積極的にいきたいと思っています。1打席1打席を無駄にはしたくない」と貪欲だった。

 2度目の実戦登板から中4日、今季初めて打者でフル出場した。フリー打撃などの練習も含め、打席に立つ回数は他の野手に比べて圧倒的に少ないが、そんな中でも複数安打をマーク。栗山監督も「打者・大谷に関しては何も心配していない。打者はドンちゃん(鈍感)でいいところもある」と、信頼は厚い。

 明日22日のオープン戦初戦(名護)では、同じロッテを相手に、今度はマウンドに上がる予定。フル出場から2日後に好投できれば、「二刀流」サイクルに明るい兆しが見える。