<ソフトバンク3-2西武>◇26日◇ヤフオクドーム
ソフトバンクの決勝打は今宮健太内野手(22)だ。1-2の5回2死一、二塁。西武菊池の2球目を狙った。「直球がくると思った」。読みは的中した。おまけに、捕手のミットは外角低めながら真ん中に入る失投という“上物”だ。直球を迷いなく強振。前進守備の左翼栗山の頭上を越え、2人が生還する逆転の適時二塁打とした。「中田さんが頑張ってくれていた。ここで打とうと思った」。甲子園でも対戦した菊池からの初適時打は値千金だった。
それ以上に価値があったのは1回の守備。先制を許しなおも1死一、二塁で中堅に抜けそうな中村の強いゴロをダイビング捕球し、腹ばいのまま二塁へトス。6-4-3の併殺を決めた。「何とか前に落とそうと思っていた。スポッとグラブに収まった。いつも投手頼りではいけない。野手が助けないと」。秋山幸二監督(52)も「連敗しているし、勝ち負けの流れからすると、その辺で大量点になるときつかった」とたたえた。
攻守で勝利に貢献した一方、1回は送りバントを2球続けて失敗。辛うじて一ゴロで走者を進めた。「しっかり反省をしないと。いいところと悪いところが出た」。慢心など無縁の今宮だった。【押谷謙爾】



