<ソフトバンク14-3西武>◇27日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクが「どんたく博多デー」と銘打った西武戦で“お祭り騒ぎ”を演じた。ともに今季最多の20安打14得点で圧勝。柳田悠岐外野手(25)は1回の決勝の4号満塁弾を含む3安打猛打賞で、初の1試合5打点と大暴れした。明日29日からの首位オリックス3連戦へ好ムードだ。

 地元球団からド派手な前祝いだ。毎年200万人を動員する「博多どんたく港まつり」(5月3、4日)を前に“鷹のどんたく隊”がダイヤモンドを堂々と練り歩いた。

 号砲を鳴らしたのは柳田だ。1回、長谷川の適時打で同点とし、なお2死満塁。レイノルズの初球チェンジアップを背骨が折れんばかりに強振した。バックスクリーン右へ、自身2度目のグランドスラム。「最高でした!

 思い切ってバットを振れた。自分のいいところが出た」と声を弾ませた。秋山監督は「いい1発だった。同点に追いついて、それからの1発だったから」と称賛した。

 この試合は「どんたく博多デー」。選手の顔をデザインした伝統芸能「博多にわか」の面が来場者に配られた。場内アナウンスも博多弁。「ファウルボール危なかよ~」や安打が出ると「すごか~」と博多色に染めた。

 祭りの見物客を飽きさせない。3回は松田の6号2ランなど3点。6回は柳田が中前適時打を放った。「8-3で試合が止まっていたのでとにかく前に飛ばそうと思った」。再び刺激された打線はこの回2点。特別に用意した「めんたいこカラー」の赤いジェット風船が舞った7回も4点を追加。毎回「すごか~」の声が飛び、いずれも今季最多の20安打14得点を記録した。

 29日から、1ゲーム差で追う首位オリックスとの3連戦。敵地でもお祭りを続けて、首位奪回の土産を持ち帰る。【押谷謙爾】