日本野球機構(NPB)は9日、「マツダオールスターゲーム2014」(7月18、19日)のファン投票の第1回中間発表を行い、セ・リーグは広島勢に人気が集まった。先発投手部門の大瀬良大地投手(22)、中継ぎ部門の一岡竜司投手(23)ら6人が1位。外野部門2位のブラッド・エルドレッド外野手(33)を含め、7人が選出圏内につけた。パ・リーグは先発投手部門で大谷翔平投手(19)がトップに立った。中間発表は20日(土、日曜日を除く)まで行われ、27日に最終結果が発表される。

 セの先発投手部門は広島大瀬良が1位だった。新人の1位は両リーグでただ1人。「選んでよかったと思っていただけるような成績を残せるよう頑張りたい」と気持ちを新たにした。一方、2位のエース前田は「まゆゆばりにまくれるように頑張ります」とAKB48選抜総選挙での渡辺麻友になぞらえて逆襲を誓った。

 パの先発投手部門1位になった日本ハム大谷は「見たいと思われているということはうれしいです」と喜んだ。外野手で選出された昨年は第3戦で適時打を放ち特別賞を受賞した。この日は、4日の広島戦で左足首を捻挫してから初めてブルペン入り。「まずはあさって(先発予定の11日巨人戦)の試合を頑張りたいです」と気を引き締めた。