<中日2-5日本ハム>◇9日◇ナゴヤドーム

 日本ハム陽岱鋼外野手(27)がアクシデントに見舞われた。中日4回戦の5回、三塁走者として本塁へ滑り込んだ際に、捕手のスパイクに左膝を引っかけて裂傷を負い途中交代した。試合中に名古屋市内の病院で治療を受け、11針を縫った。今日10日に、札幌市内の病院で精密検査を受けるが、結果によっては1軍登録を抹消される可能性もある。

 陽は11年10月18日西武戦(西武ドーム)からこの日まで、346試合連続出場中。右肩痛を抱える今季も強行出場を続け、6月に入り5試合連続安打(21打数9安打、打率4割2分9厘)と状態を上げていた。4連勝で今季最多の貯金4となったが、栗山監督は「陽のことは心配」。離脱するようなことになれば、チームにとっては大きな痛手となる。