<オリックス0-2楽天>◇2日◇京セラドーム大阪

 楽天は2日、大久保博元2軍監督(47)が監督代行を務めることを発表した。腰の手術を受け休養中の星野仙一監督(67)に代わり、1軍の指揮を執る。これまで監督代行を務めていた佐藤義則投手コーチ(59)は、1軍投手コーチに専念する。2軍は、酒井勉チーフ投手コーチ(51)が監督代行を務める。

 監督代行の交代劇は、前日の逆転負けが引き金だった。1日のオリックス戦は、序盤の4点リードを守れず逆転負け。同一チームに今季9戦全敗という屈辱だった。試合後、立花球団社長と安部井チーム統括本部長が協議。休養中の星野監督には電話で相談しながら、最終的には日付が変わった午前0時半ごろ「大久保新監督代行」が決まった。

 試合前に会見した安部井本部長は、「佐藤監督代行になり、ここまで9勝14敗。波に乗りきれない。ただシーズンは70試合以上、残っている。盛り返さなければいけない。球団内で話をして、大久保2軍監督を代行にして戦おうという結論に至りました」と話した。

 星野監督は5月25日を最後に、チームを離れた。その際にも、大久保2軍監督を代行とする案は出たという。安部井本部長は「監督は特殊な仕事。選手起用であったり、コーチとの連携だったり。監督というポジションの方のほうがいいだろうという議論もあった」と、同2軍監督に1軍指揮を託す狙いを説明した。

 短期間で相次いだ指揮官交代。安部井本部長は「選手に動揺はあると思う」と認めた。リスクを承知で、上位浮上へ異例の決断を下した。