<オリックス0-2楽天>◇2日◇京セラドーム大阪

 楽天の“引き立て役”になってしまった。大久保監督代行の初采配試合で今季7度目の完封負けを喫し、注目ルーキーの松井裕にはプロ初勝利もプレゼント。今季初めて楽天に負け、楽天戦の連勝は9でストップした。

 森脇浩司監督(53)は「こっちとしてはやることは一緒なので」と、相手の監督代行が代わったことには無関心だったが、その奇手に、してやられた。2点を追う5回2死一、二塁の好機で、左投手から10本塁打の右打者ペーニャに対し、2番手で左腕松井裕をぶつけられた。結果は二ゴロで逸機。「松井裕がいい投球をしたということ。継投に入ってきたとき、一手としてはある」と、右打者に左投手の起用も想定内にあったという。だが、序盤の好機を生かせず12残塁に終わった打線には「(点を取る)隙間がないなら、こじ開ける強さが必要」と選手の奮起を求めた。立ち止まってはいられない。【高垣誠】