<オリックス7-4楽天>◇3日◇京セラドーム大阪
楽天は首位オリックスに敗れ、今季71試合目で自力優勝が消滅した。5点を追う9回に3点差まで追い上げたが、5回までの7失点は重すぎた。それでも大久保博元監督代行(47)は、どこまでも前向きだった。連勝を逃し、就任2試合目で初黒星を喫したが「(自力優勝消滅は)どうでもいい話じゃないかな。1日1日、最後と思ってファームでもやっている。(選手が)明日、悔やんで来たらしかるけどね」と、サバサバとした表情で切り替えを強調した。
球界屈指の右腕である金子に対し、相性を考え、大胆にオーダーを組んだ。右腕に不安のあるラッツをDHで使うため、4番ジョーンズを今季初めて外野で起用。しかも、来日2年目で初めて右翼を守らせた。この日の朝、本人と話し合った上での決断だった。「最後は(オリックスに)ばたばたさせたけどね。金子に9安打で2点だけ。俺の作戦が悪い。納得いくメンバーでいけた」と、選手を責めることはなかった。
試合後は、すぐにロッカールームに選手、コーチを集めミーティングを行った。ここでも、ミスをした選手には切り替えを求めた。「人生、野球だけじゃないんだ。やってしまったことは、ひっこまない。何がダメだったか冷静に分析して欲しい。そうすれば次に生きる」。低迷するチームを鼓舞するように話した。【古川真弥】



