<巨人5-1阪神>◇13日◇東京ドーム
巨人先発の小山雄輝投手(25)が、首位陥落の危機を快投で救った。強力打線に対し、ストライク先行の攻めの投球で7回途中1失点。テンポ良く投げ込み、打線にリズムを与えた。「自分の勝ちもうれしいですけど、チームが勝ったことがうれしいです」。振り返れば、3勝目を挙げた6月22日のソフトバンク戦。勝てば交流戦の優勝を手にする大一番でも勝利をもぎ取った。「首位攻防戦ということをがっつり意識して臨んだ」右腕が、またも勝負どころの一戦で結果を出した。
2人の女房役に、背中を押された。バッテリーを組んだのはルーキー小林。一塁には阿部がドンと構えた。「ファーストは阿部さんでしたし、キャッチャーが2人で心強かった」。1回の投球前。内野のボール回しで、最後は阿部から剛速球がグラブに突き刺さった。「すごいボールが来て、目が覚めた。立ち上がりが悪いので、阿部さんからの無言のメッセージだと思って」。わずか10球、3者凡退で流れに乗った。原監督は「積極的に自分のピッチングをした」と評価。マウンドでは「慎重に」とつぶやきながら、大胆な攻めが光った。【久保賢吾】




