<DeNA4-7阪神>◇15日◇横浜
阪神マウロ・ゴメス内野手(29)が「太鼓判マルチ」だ。3安打した前日14日の巨人戦に続いてHランプを重ねてともした。3回、鳥谷の適時打で1点を追加してなおも2死一塁で左前打。5回も同じ2死一塁で、外角直球を右翼フェンスに直撃する弾丸ライナーを放った。あまりの打球の鋭さに単打となったが好機を拡大。暴投や敵失による2点追加につなげた。
ゴメス
(3回)スライダーをうまく捉えることができた。次は外角を狙っていた。いい形で打つことができた。
悪癖が少しずつ直ってきた。2回の第1打席、フルカウントからの外角低めスライダーを見極めた。先頭で四球を選び、先制点につなげた。5回の一打も外角球を右方向へ運んだ。13日からの巨人戦では、外角のボール球に手を出し続けて2試合連続3三振。誰よりも安心したのは指揮官だった。
和田監督
ボール球を振りだしていたけど、修正できてきた。センターから反対方向にいい形で、打球が質もね。1つの山を乗り越えたんじゃないかな。
虎将は一昨年のオフ、ドミニカ共和国のウインターリーグを視察した。目の前で1発を放ったゴメスだが、ハートをつかんだのは好機で右前打した姿だった。振り回すだけでなく、状況に応じた打撃ができる。練習からが逆方向へ引き付けて打つ「修正」が、早期の復調へつながった。「東京ドームでは力が入りすぎた。そこ(14日)からはいい感じだよ」。頼もしく全快宣言した主砲は、もう大丈夫だ。【近間康隆】



