阪神大和外野手(26)が反省のバント特訓を行った。22日は甲子園新室内での指名練習に参加。マシンを相手に約1時間、ひたすらバントを繰り返した。練習終了後も居残り、孤独な「コツン」という音が響いていた。「失敗したことは、どうしようもできない。試合で決めるだけです」。

 前日21日の中日戦は猛打賞したものの、勝負どころで2度もバント失敗した。リーグトップ47犠打の2番打者の痛恨のミスは、敗因へとつながった。現役時代に212犠打の和田監督も後方から見守ってアドバイス。「2人だけの話や。自分もそういうところでメシを食ってきた人間やからね」と復調を期待していた。