ソフトバンク秋山幸二監督(52)が14日、今季限りでの辞任を電撃的に発表した。
突然の指揮官の辞任にソフトバンクナインは動揺を隠せなかった。五十嵐は球場入りした際「分からない。そういう話は何にも出ていない」と驚くばかり。どの選手も半信半疑だった練習前、選手サロンに集められた。ベンチへ続く扉を閉め、報道陣をシャットアウト。秋山監督から直接、説明を受けた。
この日、練習した時点では対戦相手が決まっていないこともあってか、CS初戦を翌日に控えた決戦ムードとはどこか違った。内川聖一外野手(32)は「前もって知っていたならまだしも、いきなりだから…。一生懸命、気持ちの整理をつけて明日(15日)の試合に臨むしかない。バタバタ試合をやることが一番うまくいかないこと」と、冷静になろうと努めていた。
秋山監督に育てられた柳田は「寂しい」、武田は「(辞めたら)嫌ですね」と残念そうに話した。2日のリーグ最終戦での劇的サヨナラ優勝から中12日でのCS初戦。敗退すれば秋山監督と戦うのも最後となる。選手会長の松田宣浩内野手(31)は「そりゃ、監督のためにという気持ちにはなる。日本一へ強い気持ちを持ってやりたい。絶対に胴上げしたい」とナインの気持ちを代弁。大舞台を前に一丸となった。【石橋隆雄】



