オリックスのウィリー・モー・ペーニャ外野手(32)の去就が不透明になってきた。

 今季140試合に出場し、打率2割5分5厘ながら、32本塁打と90打点はチームトップ。球団は来季も契約する方向で代理人と話し合いを始めているが、瀬戸山球団本部長は20日「厳しい交渉になると思う。外国人選手のトップクラスの条件を要求しているので」と説明。ペーニャ側は今季推定年俸1億2000万円から年俸2億円以上の複数年契約を要求している模様だ。球団側の条件とは大きな隔たりがあり、同本部長は「こちらのイメージする条件で」と粘り強く交渉していく。歩み寄れなければ退団もあり得る状況だ。