巨人坂本勇人内野手(25)が超高校級の逸材に金言を送った。26日、ドラフト1位指名の智弁学園・岡本和真内野手(18)へ、同じ高卒ドラフト1位の立場として優しく助言を添えた。
坂本
ドラフトで選ばれてからキャンプまで練習して準備をしておくことが大事。僕はそれはキチッとやった。休むと、その後がしんどくなる。ケガしても、もったいないですから。
06年に高校生ドラフトで1位指名され、光星学院(現八戸学院光星)のグラウンドで巨人合流に備えた。1年目は2軍でみっちり鍛錬。2年目に遊撃手の座を奪い、輝かしい道を歩み始めた。名門球団の1位指名。周囲はフィーバーする。だが己を見失い、スタートにつまずけば、あっという間に淘汰(とうた)される弱肉強食の世界だ。今という時間が大事。経験則からのアドバイスだった。
岡本も地に足をつけて練習している。現在95キロの体重を「筋肉を増やして100キロくらいに乗せられれば」と、夏の甲子園大会後、ウエートトレーニングのメニューを増やしている。
坂本はシンプルなアドバイスにとどめた。多くの人がいろんなことを言えば、それは岡本への過度な重圧になることは分かっている。「(外れ1位の)僕は選ばれ方が違いますよ。(これ以上の助言は)大田くんに聞いてください」と笑って、08年に東海大相模高でドラフト1位指名された大田に振った。坂本は岡本を静かに見守っていく。【広重竜太郎】




