楽天青山浩二投手(31)はブルペンで思い切り腕を振った。球数は50球と多くはない。だからこそ、納得のいかないボールを投げると悔しそうに天を仰いだ。「もう1度強い真っすぐを投げること、それも低めに」。秋季キャンプのテーマは直球の威力を取り戻すことだ。昨季はリリーバー、抑えとして日本一に貢献。しかし今季は不調から2軍落ちし、先発に転向した。ローテの一角を担ったが白星に恵まれずに再び2軍に降格した。「今年は何かがずっと足りない感じがした。今もそう。好不調の波があった」と振り返った。
安定感を増すため、「足を動かすこと」もテーマに掲げている。シーズンを終えた今だからこそ、下半身の強化を行い来季につなげたいという思いもある。「走り込みもしっかりやっていくつもり」と強い決意がある。当面の目標は秋季キャンプ中に行う紅白戦での登板だ。「終盤に投げると思うけど、しっかり合わせていきたい」と逆算しながら調子を上げている。8日の第2戦では監督役となることも決定済み。「絶対に勝ちますよ!」と鼻息は荒い。投手としても監督としても、苦難の1年を勝って締める。【島根純】



