ソフトバンク江川智晃外野手(28)が「再び」の侍斬りを誓った。「侍を倒さないと。内川さんにギータ(柳田)。長谷川さんだってケガがなければ代表に選ばれていたはず」。侍ジャパンでもスタメン起用される2人を超えない限り、目標とするレギュラーは見えてこない。
10日の侍ジャパン壮行試合では日本ハムとの連合軍の4番として出場。4回に決勝打となる左翼線への先制適時打を放ち、試合後にはお立ち台にも登った。「地元(三重)から結構反響がありました。インタビューの途中でテレビ中継が終わったとか」と笑顔。来季も、お立ち台級の活躍をするためにも、今季までのような、長打力だけに頼る打撃は卒業する。「昨年12本塁打打った時の感覚ではだめ。確実性を高めていきたい」。代打で実績を積み重ねることが1軍定着への道と考えている。
大道1軍打撃コーチは「下からバットがめくり上がる悪いクセがある。右手でしっかり押し込むことで打球がいいライナーになる」と説明する。ティー打撃を繰り返し右手の使い方を修正中だ。
04年ドラフト1巡目も来季は11年目で29歳を迎える。「三重の人間はのんびりだけど、三重県人会として頑張ってほしいね」。同郷の大道コーチのサポートで、江川が「侍キラー」へと大きく変わろうとしている。【石橋隆雄】



