足元から「二刀流」を極める。日本ハム大谷翔平投手(20)が10日、神戸市内にあるアシックスのスポーツ工学研究所を訪れ、足形の計測や筋肉量測定などを行った。来季へ向け、新たなスパイクも注文。「要望も出しました。野手用の方は(金属の刃ではなく)ポイントにしようかなと思います」。今季以上に投手と野手で異なる仕様を選び、投打それぞれで最高のパフォーマンスを発揮することを狙う。
今季も2種類のスパイクを使い分けてはいた。「その仕事に合ったものがある。投手用は安定性が大事。軽さは必要ない」。年々軽量化が進むスパイクだが、投手時に履くものについては革の部分を厚くし、しっかりと足元周りをサポートしてくれるタイプを選んできた。反対に野手では軽量タイプにしてきたが、さらに来季は足裏の刃を金属ではなくポイントに替え、並び方にもこだわりを見せたという。一般的にポイントは人工芝向きと言われており、2年間の野手出場での経験から明確に投手用と区別することにした。
多忙な中、千葉・鎌ケ谷から日帰りで計測に訪れたが、これは大谷本人の希望。メーカー側と直接話ができるとともに、筋肉の付き方や動作解析によるボールのスピン量なども分かったという。「こういうのは好きなので。トレーニングの本にも興味ありますし」と目は輝いていた。
オフもネットスローなどの投手練習とマシン打撃などの野手練習を継続し、来季へ向けて汗を流している。用具も「二刀流」ならではの準備をし、万全の状態で3年目を迎える。【本間翼】



