中日平田良介外野手(26)があっさり“陥落”した。10日、名古屋市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉。初回提示から上積みなしの1200万円アップの4700万円でサインした。90分間の交渉を終えた平田は「折れる、折れないというより、納得して押した。部屋を出るときは自分がチームを引っ張っていこうという気持ちになった」とスッキリした表情だ。
強硬姿勢が一変した。11月22日の1度目交渉では「正直『そんだけしか上がらんのか』と思った」と10分で交渉を終え、大島に続き2人目の保留者となった。その後も希望額は6500万円と明かすなど、その差は1800万円も開いていたはず。それがこの日は「はんこを押すつもりで来た」と、すっかり“白旗モード”だった。
落合GM不在の空間で時間が割かれたのは、順位による掛け率の説明だった。「チームの順位や成績の内容を踏まえて、Bクラスだから上げ幅が違うということだった」(平田)。2年連続Bクラスというチーム状況がどれだけ年俸に影響するかを説明され「優勝すれば給料も上がる。来季は本塁打20本以上打ちたい」と納得した。
保留中の大島にも少なからず影響はありそうだ。大島は5日に行われた2度目の交渉を保留。3度目の交渉は来週中にも行われる予定だ。平田は「先輩なので偉そうなことは言えないですけど、納得してサインしてほしい」。年俸調停まで口にした2人だが、そろって年内決着となるか?【桝井聡】



