阪神和田豊監督(52)が主砲ゴメスの来季30発超えに太鼓判を押した。今季は打率2割8分3厘、109打点で打点王を獲得したが、本塁打は26本。2億400万円で契約を延長したばかりの主砲に指揮官は、相手投手のデータが蓄積される2年目はさらに本塁打を量産できると予想した。
「相手を把握できるんじゃないかな。1年目、これだけ打つのは珍しい。(来季は)ゴメスのデータ、インプットされるものの方が上回ると考えたい。来季も4番を打つだろうから、そこらへんはクリアしてほしい。30発は普通に超えてくるんじゃないかな」
来季はゴメスに手痛い1発を食らった相手が研究を重ねてくると予想される。指揮官はそんな不安を一蹴し、2年目の方が成績が上がるはずと予言した。
初めて日本球界に飛び込んだ今季、すんなり順応したように見えたが、舞台裏では苦労もあった。相手投手の特徴を把握する。日本特有の配球に対応する。ハードルを1つずつクリアしていった。先輩マートンのノートに目を通し、分析にたけたオマリー打撃コーチ補佐の助言に耳を傾けた。その作業の積み重ねが2年目に生きてくるという。
もちろん最も重要なのは今季のように勝利に結びつく打点を挙げることだ。
「30発ありきじゃなくて得点圏に置いた時の集中力の方が4番としては大事。いかにゴメスの前に走者をおいて、集中力のある場面をつくれるかだな。オマリーコーチもいるしね」
9日に正式契約を結んだ。来季も不動の4番だ。今季のリーグ打点王が10年ブラゼル以来5年ぶりとなる球団助っ人30発超えを果たせば、優勝をつかむための大きな力になるはずだ。【鈴木忠平】




