阪神福留孝介外野手(37)が「史上最年長首位打者」を狙うと宣言した。11日、大阪市内の朝日放送で「武田和歌子のぴたっと。」に出演した福留は来季に向けて「ポジションも奪わないといけないし、何か1つタイトルも取りたい」と抱負を口にした。そしてタイトルについて「首位打者を取りたい」と明言。中日時代に2度獲得している打率トップの座を見据えた。

 これまで球界の最年長首位打者は79年の大洋(現DeNA)ミヤーン、89年の巨人クロマティ、08年の楽天リックの満36歳だった。来年、満38歳の福留が首位打者となれば、2年も更新するプロ野球新記録となる。

 「それぐらいの気持ちだということ。今年の最後に自分の頭と体が一致して動けたし、年齢でとやかく言われるのも嫌。自分にハッパをかける意味でもね」

 福留は首位打者宣言の意図をこう明かした。日本球界復帰2年目となった今季は開幕3戦目で西岡と激突して重傷を負った。夏場から状態が戻り、9月には月間打率3割4分3厘、4本塁打と調子を上げ、CS制覇、日本シリーズ進出に貢献した。

 来年1月からは恒例のハワイ自主トレで例年以上に走り込みの量を増やす計画だ。02、06年と2度の首位打者に輝いた男が、9年ぶり3度目で最高齢となるタイトルへ自らを鼓舞していく。【鈴木忠平】