堂々の制圧宣言だ!

 阪神藤浪晋太郎投手(20)は12日、ABCラジオ「武田和歌子のぴたっと。」に出演した。来季にかける思いを漢字1文字で問われ「制」を選択。「セ・リーグを制する。(日本一で)プロ野球を制する。圧倒的な力をつけて制圧する。あとはコントロールをつけたいので制球の『制』で」と説明した。

 「制」の準備は着々と進む。妥協なきウエートトレーニングと食事管理の結果、入団時に平均86キロ前後だった体重は現在90キロに増えた。今後も後背筋やインナーマッスルを鍛え抜き、来季は92キロをキープして戦うつもりだ。「筋肉はエンジン。エンジンがないと、いくらアクセルを踏んでもスピードは出ない」。現在は最速157キロ。常々「キレが大事」と話し、スピードガン表示にこだわりはないが、将来的な160キロ到達にも「トレーニングしたら出ないことはないと思います」と自信をのぞかせた。

 「制」のイメージは出来あがっている。来季の開幕投手候補としては「年上の方々から奪っていかないといけない。その気持ちでオフシーズンを過ごしていきたい」ときっぱり。「勝ち負けは運の問題もありますけど、自分の力で最低12、13勝は勝ちたい。15、16勝まで行ければ、それに越したことはないですね」。11勝の今季は漢字1文字で「苦」と振り返った。「苦」の経験を必ず「制」につなげる。【佐井陽介】