ソフトバンクの新人合同自主トレが9日、西戸崎でスタートし、ドラフト3位古沢勝吾内野手(18=九州国際大付)は無尽蔵のスタミナを強烈アピールした。インターバル走をトップでフィニッシュ。高校時代にも日々の練習で250メートル×35本のインターバル走をこなしていた。「余裕ってことはなかったですが、負けたくなかった。久々にあのキツさを思い出しました」と振り返った。

 さらに、強力なパワーの持ち主であることも明らかに。ゲームセンターのパンチ力計測器でプロボクサー顔負けの250キロをマークしたことがある。高校時代には毎日腹筋1000回をこなし、この日の筋トレでもテンポよく腹筋を鍛えた。高校通算27本塁打の“ハードパンチャー”は「どれだけ力があっても、うまく打たないと打球は飛ばない。力の入れ具合をしっかりできるようにしたい」と話した。