グラウンドでリベンジだ。日本ハムのドラフト1位有原航平投手(22=早大)が、ライバルに「惜敗」した。13日、都内で行われたNPB新人選手研修会に参加。元ニッポン放送の深沢弘アナウンサー(79)から模擬インタビューを受け、「口の開け方が小さいかな」と指摘を受けた。同じ注目ルーキー、楽天のドラフト1位安楽智大投手(18=済美)は「98点」と絶賛された。「再戦」の可能性がある2月21日楽天とのオープン戦(沖縄・名護)に向け、自らを高めていく。

 ひと足早い、番外での対決が実現した。新人選手研修会での「話し方、インタビューへの対応」と題した講義で、有原は模擬インタビューのトップバッターに指名された。石のように硬い表情ながらも、声の大きさを武器にクリア。「高校、大学通じて声を出すことはやってきた」と培ってきた力を発揮した。講師を務めた深沢アナウンサーからは、「体相応にデカイ声が出ているので良い」と合格点。ホッとしたのもつかの間だった。

 超高校級のトーク力を見せつけられた。続いて楽天のドラフト1位安楽が登場。高校生ながら明快な返答に、深沢氏は「98点」と大絶賛。合格点をもらった有原は「声は大きいけど、口の開け方が小さいかな」との指摘も受けていた。「口を大きく開けることを意識していきたい」と課題を残した。

 ステージ上で繰り広げられたパ・リーグのドラフト1位対決は、安楽に軍配が上がった格好だ。「(安楽は)ドラフトのときから、しっかりしていてすごいという印象だった」。力を認めた上での惜敗だった。

 リベンジのチャンスが、訪れるかもしれない。右肘痛を考慮され春季キャンプ2軍スタートが濃厚も、実戦デビュー予定の2月15日の紅白戦(国頭)で順調なら1軍に合流。21日の楽天とのオープン戦で「再戦」する可能性もある。キャンプインに向けて「何でも出来るように合同自主トレで準備していきたい」と、早くも闘志満々。模擬インタビューでは「1つ1つの意識を高く持って」と力強く答えた。野球もトークも完全勝利を目指していく。【田中彩友美】