日本ハム大谷翔平投手(20)が、思わぬダメ出しを食らった。13日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で自主トレ。フリー打撃中に1学年下の渡辺諒内野手(19)に「投げるわ」と告げ、15年シーズン初めて打者相手に投げ込んだ。約40分間でスライダーやカーブなどを交え128球を数えた。対戦した渡辺の評価は「真っすぐはキレが良かったけど、変化球は全然ダメでしたね」。後輩にバッサリ切り捨てられた。
遊び感覚満載の“今季初登板”だった。マウンドから約2メートル前に出て「キャッチボール感覚で」と軽めの投球。いきなり変化球を投げて困惑する渡辺を笑う場面もあったが、直球中心に気持ちよく打たせた。気心知れた後輩から冗談交じりの辛口評価にも「遊びなので。真剣に投げていないので」と、受け流した。
1月中に打者と対峙(たいじ)するのは3年目で初めて。軽めとはいえプロ最速で打撃投手を務め、今オフの自主トレが順調に進んでいる証拠だ。全球、大きく振りかぶるワインドアップで投じたが「意味はないです。特に意識していない」と強調。昨年11月の日米野球以来の打者との“対戦”を楽しみながら投球感覚を呼び起こしていた。【木下大輔】



