阪神呉昇桓投手(32)が日韓守護神サミットを熱望した。レンジャーズ藤川球児投手(34)が現在、沖縄で阪神筒井、玉置、鶴らと自主トレを実施中。1月中はとどまり、トレーニングに励むという。1月末には春季キャンプのため、呉昇桓も沖縄入りする予定だ。会えるかもしれないことを聞くと、間髪を入れずに首を縦に振った。
「会話の中で気になることが出てきたら、聞いてみたい。お互い、一緒にできたら、ためになることも出てくると思う」
新旧、虎の背番号「22」が沖縄の地で相見える。呉昇桓は日本球界1年目に39セーブを挙げ、セ・リーグダントツ。2年目の今季も守護神としての活躍に、虎党の期待は高まっているはずだ。南国のグアムで自主トレを行い、着々と準備を進めているが「昨年は自分も打者もお互いが知らなかった。今年は知られている分、もっと集中していかないといけない」と警戒を高めた。そんなときに絶好の機会が舞い込んできた。
日本球界で2度のセーブ王に輝き、日本記録である年間46セーブを挙げた男と会談することで、不安は取り除かれるかもしれない。「石直球」に「火の玉ストレート」。異名がつくほどの直球を操り、数々の打者を封じ込めてきた2人だ。呉昇桓と藤川にしかわかり合えないことがあるだろう。日韓を代表する2人のクローザーが、化学反応を起こす。【宮崎えり子】




