楽天ドラフト7位の伊東亮大内野手(25=日本製紙石巻)は立っているだけで、注目を集める。日本人野手最長身の194センチ。他の新人と比べて頭1つ分抜き出ている。背番号は46。昨年まで在籍した球界史上最長身216センチのファンミルが使用していたが、「46は伊東だと覚えてもらえるような番号にしたい」と与えられた長身ゆかりの番号に胸を張る。

 持ち味は長打力だ。上岡担当スカウトは「和製大砲として期待している。9回のここぞという場面で登場し、三振か本塁打かという選手になって欲しい。スイングで相手に恐怖心を与えられる素材」と評価する。身長を生かしたスケールの大きい打撃で、13年の都市対抗野球では打率4割を記録。DH部門で年間の社会人ベストナインとなり、昨年は侍ジャパンの社会人代表に選ばれた。

 背水の覚悟でプロの門戸をたたいた。昨年12月14日に会社員の吉田愛莉さん(24)と結婚。新婚ホヤホヤだが、単身で入寮した。「もともと遠距離でしたし、何年野球ができるか分からない。まず野球に集中したい」と説明する。25歳ということもあり、結果が求められることは分かっている。「年齢も年齢だし、1年1年が勝負」。愛する妻のためにも、まずは開幕1軍を目指す。【島根純】

 ◆伊東亮大(いとう・りょうた)1989年(平元)7月27日、神奈川県大和市生まれ。幼稚園年長で野球を始める。桐光学園3年夏には三塁コーチとして甲子園出場。その後武蔵大に進み、日本製紙石巻入り。弟昂大さんは元広島投手(13年戦力外)。好きな漫画は「ダイヤのA」。左投げ左打ち。194センチ、92キロ。契約金4000万円、年俸800万円。背番号46。