どこでも投げる!

 阪神ドラフト2位石崎剛投手(24=新日鉄住金鹿島)が先発、中継ぎの両方でスタンバイ態勢を整える。新人合同自主トレを視察した中西投手コーチが「他のピッチャーとの兼ね合いだからまだ分からん。中継ぎにこだわらない」と多様な起用法を示唆。元ヤクルト林昌勇に例えられた速球派ルーキーにとって、先発の可能性は寝耳に水だった。

 「本当ですか?

 中継ぎと自分で勝手に決めていました。行けと言われたところで行く。ポジションは関係ないです」

 社会人6年目の昨季、中継ぎとして才能を発揮した。ドラフト指名後も常々「分かっている真っすぐで三振を取りたい」と語るなどイメージは中継ぎ1本。突然の情報に戸惑いながらも、石崎は瞬時に心強いサポーターを見つけた。同学年の阪神金田は昨季40試合に登板。シーズン途中、チーム事情で巡ってきた先発でも白星をつかんだ。「同級生なのでいろいろ聞いていきたい」と調整法などで助言を求めていく。

 現時点で1軍沖縄・宜野座キャンプへも視界良好。中西コーチも「状態が一番いいと聞いている」と評価し、合同トレでは18日以降に予定する初ブルペンも視察する。石崎は番手不問で1軍フル回転を目指す。【松本航】