ドラフトで4球団競合の逸材に異業種も熱視線だ。日本ハムが、ドラフト1位の有原航平投手(22=早大)入団効果で、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷に新規スポンサーを獲得したことが15日、分かった。名乗りを上げたのは、高級外国車ボルボの正規ディーラー「東邦オート株式会社」(本社・千葉)。即戦力右腕の入団で盛り上がる鎌ケ谷に、シーズンを通して北欧スウェーデンが誇る自動車メーカーのロゴが掲げられることになった。
まさに有原効果だ。地域密着を掲げて千葉県内で店舗を展開する同社が、同様に地元を盛り上げている球団の姿勢にかねて共感。昨年10月のドラフト会議で有原の交渉権を獲得し、入団したことが最後の一押しとなった。同社マーケティング責任者の倉持俊之さん(32)は「有原君も入団して、ますます話題のファイターズと一緒に地域を盛り上げたい」と、さまざまな形でのサポートを約束した。
過去の注目ルーキーの系譜を継いだ。中田が新人だった08年は2軍では異例のホームラン懸賞付き看板広告が登場。同様に斎藤の11年、大谷の13年も鎌ケ谷のスポンサーが増加。今回は有原にも“特典”がある。18日に鎌ケ谷で行われる「新入団選手歓迎式典」でボルボのオープンカー「C70」に乗ってファンの前に登場する予定。有原は先輩らが所有する高級車を見て「うらやましいですね」と、あこがれを口にしていたが貴重な体験になりそうだ。
この日、有原は鎌ケ谷で新人合同自主トレに参加。雨のため、全メニューが室内練習場で行われた。気温も6度前後と冷え込んだ。右肘痛を抱えており「日に日に体と相談しながらですね」と無理のない範囲でキャッチボールやノックなどを消化。慎重を期しながらも、周囲の期待はどんどん高まっていくばかりだ。



