阪神和田豊監督(52)が“格差キャンプ”の方針を打ち出した。16日、兵庫県内で合同スタッフ会議が行われた。キャンプの振り分けなどが話し合われたが指揮官は「1軍」「2軍」という言葉を明確に使い分けた。報道陣に問われると方針をこう説明した。

 「1軍、2軍というのはシーズン入ってからのことではあるが、ある程度、はっきりした方がいいと。去年はベテランでも安芸からスタートしてという配慮もあったけどね」

 昨年は福原、安藤、関本らベテランを安芸スタートにした。だが、今年は故障を抱える選手を除いては2月1日から明確に1、2軍の線引きをするという。昨年秋に目を引いた北條や陽川、そして新人の石崎や江越らは1軍スタートが濃厚だが、若手からベテランまで1軍戦力と考えられる選手が宜野座のグラウンドに立つ。悲願の優勝へ、チーム内競争を激化させる。

 「大枠というか、きょうは各担当コーチが話し合ってということだった。最終決定は23日だから」

 最終的な振り分けは1週間後の23日に行われるコーチ会議で決定する。その間も各選手の自主トレを見守り、報告を受けるという。格差をつける以上、選定作業も慎重だった。【鈴木忠平】