最速151キロ右腕がベールを脱ぐ。阪神ドラフト2位の石崎剛投手(24=新日鉄住金鹿島)が今日18日の新人合同自主トレでブルペン投球を開始する。「最初なので力むと思うけど、どれだけ脱力できて自分の理想とする真っすぐを投げられるか。最初から最後までガチガチでは伝わらない。ゼロから一気に100に持っていく。それが一番力が伝わる」と言う。
持論は一流投手の考えに似る。キーワードは「ギアチェンジ」だ。2つのテーマがある。まずは投球動作の意識づけ。力が抜けた状態で始動し、リリース時の爆発的なフルパワーで球に力を伝える。広島前田や巨人杉内らが重視する理論で最高の球質を追い求める。
試合のなかでの切り替えも追求する。石崎は理想として「田中さんはギアチェンジしています。自分もできればいい」と話す。ヤンキースの田中は昨季13勝。ピンチほど宝刀スプリットの威力が光った。試合を通じた投球の組み立てを考える上でヒントにする。1軍キャンプ参加が濃厚なルーキー右腕が、入念に準備を整える。




