スンファンにも江夏イズムや!!

 阪神の今春沖縄キャンプに臨時コーチとして参加する球団OBの江夏豊氏(66=野球解説者)が呉昇桓投手(32)に「金言」を授ける考えを持つことが17日、分かった。

 昨季、39セーブでタイトルを獲得した呉昇桓に対して、大投手ならではの気づきがあった。球団関係者に「本来、日本球界でも一番のカットボールを投げられる投手だけど、昨季途中からフォームが変わって、キレがなくなった。落ちる球を投げたことの影響かもしれない」と心配していたという。確かに、カーブやカットボールだけでなく、韓国時代にほとんど投げなかったスプリットなども駆使するスタイルに変わっていった。

 6月は月間防御率7・94と苦戦。守護神としては、1年間通じて好不調の起伏がないのが理想だろう。球団関係者は「江夏さんは若手や伸び悩む中堅だけじゃなく、実績のある主力にも声を掛けたいと考えているようだ。特に呉昇桓のことを気にしていると聞いた」と明かす。通算206勝193セーブ。先発だけでなく、元祖リリーフエースとしても君臨した伝説的左腕の投球理論もさらなる進化に一役買う。