若手は立ち合い勝負!!

 阪神掛布雅之DC(59)が20日、鳴尾浜を視察し、1軍キャンプ参加が濃厚な2年目陽川尚将内野手(23)らに「ロケットスタート指令」を出した。勝負の世界で生きる鉄則こそ1軍定着の近道だ。

 昼下がりに球場を訪れると、打撃音の響く室内練習場へ。陽川や横田の打撃ぶりをじっくりと見届けた。期待する。だから「陽川に関してはキャンプ初日からガンガンガンガンやって、最初から目立たないと。僕も若い頃、そうだった。初日から第2クールくらいまで。そこでふるいにかけられて落ちるようじゃ話にならない」とエールを送る。

 陽川は昨秋の安芸キャンプ中、打撃で目立ち、チーム屈指の飛距離を見せつけた。キャンプの「MVP」に選ばれた有望株だ。沖縄はスタートが肝心。主力を圧倒する姿を見せなければ1軍は遠のくだろう。陽川自身も「秋のキャンプで平行に振れていたのを維持すること」と話している。年末年始をへて、打撃をチェックした掛布DCは言う。「非常にいい形で打撃をしていて安心した。体も締まっている」。親身に教え始めて1年がたった。掛布チルドレンの巣立ちも力強く後押しする。【酒井俊作】