日本ハム陽岱鋼外野手(28)が、おとこ気あふれるベテランへ挑戦状をたたきつけたことを明かした。22日に千葉・鎌ケ谷で自主トレを実施。1月中旬まで約2週間、米カリフォルニア州のトレーニング施設で、今季から広島復帰の黒田博樹投手(39=前ヤンキース)と一緒に汗を流し、対戦を熱望。早ければ2月28日の練習試合(名護)での対決実現へ、心躍らせた。
フレッシュな顔ぶれが集まる鎌ケ谷の室内練習場で、陽岱鋼は飛び抜けた貫禄を漂わせた。変わらない笑顔の裏で、最高のモチベーションアップにつながる対決へ闘志を燃やしていた。米国での自主トレ中、あのベテランに「陽岱鋼スタイル」で挑戦状をたたきつけていたことを明かした。
陽岱鋼
(同じ施設に)いるとは聞いていたんですけど、行ったらいたのでビックリしました。対戦したときには、僕に打たせてくださいとお願いしました。
今季、8年ぶりに日本球界復帰の広島黒田と、思わぬ形での合同トレ。黒田が報道陣に自主トレを公開した15日(日本時間16日)も一緒に汗を流した。陽岱鋼からのお願いに、黒田は「年取っているからイジメないでくれ」とタジタジだったという。最速で2月28日の練習試合(名護)で対決が実現する。
攻略へ、対策は練っている。「シュートを投げてくると思います」。予知能力ではなく、確信がある。黒田とのキャッチボールで多投されたのがシュートだった。「絶対、投げてくるので記憶にある。良い勉強になった」とニヤリ。「(打つ時に)絶対、足に当たる」と不安げも、ボールの軌道を脳裏に焼き付け予行演習はバッチリだ。
「おとこ気」も吸収した。メジャー球団からの高額オファーを断り、広島愛を貫いた黒田に対し「野球に対する姿勢を学びました。自分の野球人生に生きる」と話した。年明けから短期間、米国内で楽天松井稼と合同練習後、実現した黒田とのトレーニング。「2割9分9厘でも29本塁打でも、チームの勝利を最優先したい」。心待ちにする黒田との対決で、さらなるおとこ気アップを目指す。【田中彩友美】



