100点満点で堂々とキャンプインだ!

 楽天ドラフト3位の福田将儀外野手(22=中大)が27日、卒業試験のために1日早く新人合同自主トレを打ち上げて帰京した。「残りのテスト3科目のうち1つに合格すれば大丈夫なんですが、3の1とは言わず10割打つつもりで頑張ります」と必勝宣言。この2週間は意識的に声を出し、盛り上げ役を務めた。「新しい自分をつくれたし、ケガなくやれた。自己採点は70点くらいあげられます」と満点の笑顔だった。キャンプでは1軍首脳陣が待つ久米島班スタート。自分への100点は開幕1軍まで取っておく。

 ブラジル出身の同4位、ルシアノ・フェルナンド外野手(22=白鴎大)も、今日28日午前の練習終了後に大学へと向かう。「ブラジルの銀行と経済の現状について、リポートを提出します」と準備は万全だ。昨年12月に左手有鉤(ゆうこう)骨を手術。以降はマシン打撃を控えるなど慎重な調整が続いた。自己採点こそ「手のことがあったので60点くらい」と苦い表情だったが「今は順調なので、仲里キャンプでは初日から普通にやれます」と巻き返しに意欲。満点調整で、今度こそ首脳陣に猛アピールする。