<神宮大会:明大5-0東北福祉大>◇4日目◇26日◇大学の部準決勝◇神宮
初優勝を狙った東北福祉大(東北3連盟)は、明大(東京6大学)に敗れてベスト4で力尽きた。
ドラフトでヤクルトに5位指名されたエース中根佑二(4年=宮城・仙台育英)が、同広島1位の明大・野村祐輔(4年=広島・広陵)と互角に投げ合った。5回まで5安打無失点。だが6回2死から左前打、エラー、四球で満塁のピンチを招いて降板した。
リリーフの相原和友(4年=宮城・東陵)が三塁打を打たれ3失点。ここが勝負の分かれ目になった。「満塁で代えられたのは悔しい。でも自分が踏ん張れなかったから。実力がまだ足りなかった」と中根は声を振り絞り、タオルで何度も涙を拭いた。
大学最後の試合をヤクルトのホームグラウンドで終えた。「4年間、仲間とつらい練習に耐えてきて、成長できたと思う。チームは一昨年と今年春、全国大会で初戦敗退。今回は2勝できた。思い出に残る舞台だった」と振り返り、「プロに行ったら先発完投型を目指したい」と力を込めた。
3年ぶりの決勝進出はならなかった。山路哲生監督(45)は「ドラフト1位レベルの投手を打てるチームでないと、全国は勝ち抜けない。震災の年、被災地に優勝は報告できなかったが、ナインは強くなった。来年は勝ちきれるチームをつくっていきたい」と巻き返しを誓った。【北村宏平】



