楽天は10日未明、三木肇監督(49)が休養し、塩川達也ヘッドコーチ(43)が監督代行を務める人事を発表した。昨季、三木監督は20年以来となる1軍監督に就任。第2次政権2年目の今季はリーグ戦、交流戦ともに最下位に低迷していた。同日の巨人戦(楽天モバイル最強パーク)から塩川監督代行が指揮を執った。

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楽天に激震が走った。10日午前1時、球団から報道各社へ「監督人事に関して」と題したリリースが配信された。双方協議により三木監督が休養し、塩川ヘッドコーチが監督代行を務めるという内容だった。

チームは4月下旬まで首位争いを演じるも、以降は2度の6連敗などで急失速した。開幕前に主力の宗山が左手を負傷して長期離脱。主砲ボイトも不振に陥る誤算もあった。登板過多のリリーフ陣が打ち込まれて落とす試合も目立ち、リーグ、交流戦ともに最下位に沈んでいた。

球団はてこ入れを図り、2日に野手最年長の鈴木大がシーズン中では異例の主将に就任した。5日に2軍担当の青山投手コーチが1軍、1軍担当の小野寺投手コーチを2軍に配置転換。今度は三木監督休養という選択をした。三木監督は球団を通じて「シーズン中にこのような形となり、大変悔しく、不本意な思いであります。これからの選手の成長と活躍を願っています」などとコメントした。

巨人戦前に取材に応じた塩川監督代行は「現状の成績をしっかり受け止めて、選手たちが思い切って力を最大限出せるようにすることが自分の役目」と強調。「本当に前を向いて必死にしがみついて前進あるのみ」と話した。また、真喜志康永育成総合コーチ(66)がチーフコーチとして、この日からベンチ入りした。

球団のシーズン途中の監督休養は、石井一久監督がに代わり真喜志康永監督代行が指揮を執った22年以来、4年ぶり5度目となった。

◆塩川達也(しおかわ・たつや)1983年(昭58)3月15日、神戸市生まれ。神戸国際大付、東北福祉大でプレー。04年ドラフト5巡目で楽天入り。創設メンバーとして、球団最初の背番号1。チームを支えるバイプレイヤーとして通算263試合に出場。11年の引退後は、楽天のジュニアチームのコーチを経て、18年から1軍・2軍のコーチを歴任(主に内野守備走塁や戦略を担当)。26年よりヘッドコーチに就任。179センチ、84キロ。右投げ右打ち。

 

◆楽天の歴代監督◆楽天がシーズン途中に監督代行で戦うのは3年ぶり5人目(○は順位)。

2005 田尾 安志⑥

2006 野村 克也⑥

2007 野村 克也④

2008 野村 克也⑤

2009 野村 克也②

2010 M.ブラウン⑥

2011 星野 仙一⑤

2012 星野 仙一④

2013 星野 仙一①

2014 星野 仙一(佐藤義則監督代行、大久保博元監督代行)⑥

2015 大久保 博元⑥

2016 梨田 昌孝⑤

2017 梨田 昌孝③

2018 梨田 昌孝(平石洋介監督代行)⑥

2019 平石 洋介③

2020 三木 肇④

2021 石井 一久③

2022 石井 一久(真喜志康永監督代行)④

2023 石井 一久④

2024 今江 敏晃④

2025 三木 肇④

2026 三木 肇(塩川達也監督代行)