東都大学リーグの駒大・小椋正博監督(58)が、09年6月に沖縄県内でスピード違反及び酒気帯び運転で2年間の免許停止処分を受けていたことが6日までに分かった。同大総務部によれば、大学側に報告されたのは違反から約1年半後の昨年12月。同監督には今年2月に厳重注意と野球部活動の謹慎10日間の処分が科された。ただ、このほど明るみに出たことで「事実関係と報告遅れの理由を含め再度確認を行う」とした。

 全日本大学野球連盟にはこの日、駒大野球部から東都大学連盟を経由し報告書が提出された。同連盟は報告が2年以上経過した理由や事実の記述に不備があるとして再提出を求めた。報告内容次第で来年1月の日本学生野球協会審査室の案件となり、重い処分が下される可能性もある。駒大OBの小椋監督は社会人の東芝を経て同大コーチを務め、06年に監督に就任した。