東京6大学リーグ慶大が、来季からの新監督として、竹内秀夫助監督(58)の内部昇格に一本化したことが29日、分かった。江藤省三監督(71)は、任期満了で今季限りでの退任が決定している。現在3位につける慶大は、第6週までは最終週の早慶戦に優勝の可能性を残していたが、前日28日に明大の優勝が決まったことで消滅。5季ぶりの優勝を逃したことで、後任人事を本格化させていた。11月2日からの早慶戦終了後に、正式発表になる。

 竹内氏は慶大では投手として活躍し、05年からは社会人野球の明治安田生命監督を務めた。江藤監督が就任した10年シーズンから同大23年ぶりの助監督となり、投手陣の指導を担当。日本ハムドラフト6位の白村明弘投手(4年=慶応)らを育成してきた。