早くも気持ちは猛虎の一員だ。阪神ドラフト4位指名の九産大西村憲投手(21=福岡工大城東)は「阪神は子供の頃からあこがれの球団でした。監督になられた真弓さんは同じ九州(柳川)なので早く名前を覚えてもらいたい」と熱く話した。この日は午前中で練習を終え「どきどきしながら」自宅で運命の瞬間を待っていた。指名されると慌てて学校に戻り、大久保哲也監督(46)とともに会見に臨んだ。

 九産大が所属する福岡6大学野球秋季リーグ戦ではチームを3季ぶり31度目の優勝に導いた。防御率1位と最優秀選手賞に輝いた西村は持ち味を「まっすぐの切れとコントロールです!」ときっぱり。「右投手が多く、競争も激しいと思うけど、熱狂的なファンが多いので、その後押しを受けて早く1軍で投げてみたい」。最速144キロ右腕は目を輝かせた。

 ◆西村憲(にしむら・けん)1986年(昭和61年)12月14日、福岡県生まれ。福岡工大城東では3年春に甲子園出場。登板機会はなし。九産大では1年秋からエースとして活躍し、大学通算17勝。182センチ、80キロ。右投げ右打ち。